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朝食作りを楽しむためのコツと注意点

男性が育児に参加するいわゆるイクメン。

本当はもっと家事や子育てに参加したい、と思っている男性の方も多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメしたいのが朝食作り。朝は誰もが忙しい時間帯。そんな時に男性が朝ごはんを作るだけで、家族にゆとりが生まれます。

 

 

もくじ

飽きない工夫

食事は毎日のことですから、同じメニューですとどうしても飽きてしまいますよね。とは言え、毎日クックパッドとにらめっこしながら料理を完成させていては、精魂尽き果ててしまいます。

同じ材料でも、調理方法や組み合わせを変えるだけで様々な味を楽しむことができます。いくつかのパターンを覚えておくだけで、朝の料理がぐっと楽しくなりますよ。

 

 

切り方を変える

バリエーションを増やす一番簡単な方法は、切り方を変えることです。野菜の切り方一つで、味付けも見た目もガラッと変わっていきます。

例えばキュウリ。薄めの輪切りにして塩もみすれば、しんなりとしてポテトサラダなどにちょうどよくなります。

斜め切りや細切りにするとシャキシャキとした食感でサラダに向きますね。すりこぎで叩けば、味がしみやすくなるため漬物や和え物によく合います。

人参や大根などはお子さんの好きな型で抜いてあげると、それだけで喜ぶかもしれません。

 

 

調理方法を変える

生で食べるのか、炒める(焼く)のか、煮るのか、蒸すのか。これも食感や味が変わるので覚えておきたいポイントです。夏は火を使いたくないので生で野菜を食べることが多くなりがちですし、逆に冬は温かいスープや蒸し野菜を食べたくなりますよね。

火を使うのが面倒臭いときにあると便利なのが、シリコンスチーマー。野菜を切って、少量の水と一緒に入れてレンジでチンするだけで、簡単に温野菜を作ることができます。

野菜は茹でるとビタミンCが逃げてしまうのですが、この方法でしたら栄養素が逃げる心配がありません。お好みの味付けでお召し上がりください。

 

 

組み合わせを変える

どうしても毎日ご飯を作っていると、同じようなメニューになってしまいますよね。朝ごはんだけでもこれなのですから、これを毎食考えてくれている奥様には感謝しかありません。

ただ、同じ材料を使っていても、組み合わせを変えるだけで、味も見た目もガラッと変わってきます。

 

ジャガイモ、ハム、キュウリ、人参があったとしますよね。例えば、ジャガイモをマッシュして、キュウリとハムと人参を切ってマヨネーズとあわせればポテトサラダを作ることができます。

 

それ以外にも、キュウリとハムで中華サラダや、ジャガイモと人参できんぴらを作ることもできます。

ジャガイモの細切りとハムの細切りにチーズをプラスしたガレットや、キュウリと人参のナムルのようなものも作れます。同じ食材でもこれだけのパターンが作れるので、それぞれのパターンを覚えておくと、味も楽しめますし、見た目もきれいに仕上がります。

 

 

味付けを変える

料理の基本は塩コショウ。それ以外にも、コンソメ、合わせだしの素、鶏がらスープの素、カレー粉、イタリアンハーブソルトなどを好んで使っています。

同じスープでも、コンソメと鶏がらではかなり雰囲気が変わってきます。ちょっとした味付けの違いだけで、食欲がかなり変わってくるのは面白いものです。

 

 

彩りに気をつける

やっぱり食欲って見た目がとてもカギを握りますよね。何も気にせず作っていると、どうしても食卓は茶色で埋められがち。食卓が華やかになるほど、食への興味もわいてくるものです。

彩りを鮮やかにするために重宝するのがパプリカ。一般的に売られているパプリカは黄色やオレンジではないでしょうか。甘みがあるため豚肉との相性もよく、炒めてもよし、魚料理の付け合せにしてもよし。

もちろん、温野菜としても言うことがありません。

 

時短テクニック

毎日のことですから、とにかくパパッと済ませたいですよね。私は毎日20分で朝ごはんを作ると決めています。

家族が望んでいるのは、凝った料理よりも、シンプルでさらっと食べられるもの。ちょっとした工夫で時短することができますので、ぜひお試しください。

 

 

レンジを有効活用

ジャガイモやニンジンなどは火が通るのに時間がかかるもの。そんな時はレンジを有効活用しましょう。レンジを使うだけでかなりの時短になります。

時短だけでなく、コンロが汚れない、洗い物が減る、レンジを使っている間に他の作業ができるなどいいことばかり。

 

 

レシピはそれなりで

クックパッドやオレンジページなどでは、野菜の分量や調味料の分量など細かく載っていますが、その通りに作ろうとすると結構時間がかかってしまいます。

作っていくうちに分量なども慣れてくると思います。家族に出して味が足りないと言われたら、次回から少し増やせばいいですし、その場でパパッと塩コショウするくらいで味は整います。

 

 

頭でイメージしておく

余裕があれば前日の夜にでも、簡単なイメージをしておくと料理がしやすくなります。食材の確認くらいはしておくと、すすめやすいですよ。

 

 

注意点

男性はどうしても料理をするために気合を入れて、渾身の一品を作ろうとしがちですが、手をかければ美味しい料理が作れるかと言われると、必ずしもそんなことはありません。

ホテルで出すものではなく、あくまで家族で食べるもの。肩肘張らずに気楽に楽しめると、家族も喜んでくれるのではないでしょうか。

たまにはお子さんと一緒に料理をして失敗も許せる環境にしてあげると、野菜や料理への興味も出てきてご飯も美味しく食べられるようになります。

 

 

まとめ

料理をする一番の醍醐味は、やはり家族の笑顔が見れること。たまに失敗して苦笑いを見ることもありますが、それもいい経験です。料理を楽しむことで、野菜の組み合わせや味付けの工夫にも変化が出てくると思います。

夜が遅い男性にとって、朝ごはんは家族と会話できる数少ないチャンス。毎日の朝ごはんで、子供達の元気を生み出してあげてください。