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おいしい離乳食づくりに!離乳初期から使える便利なだしと作り方

むすこくん

ぼく、これ食べられない。あれをいっぱい食べたい!

 

あらら、むすこ君は好き嫌いが多いね~。だし入りが好きなんだよね〜。

PaPa

 

離乳食の初期は味付けをせず、
素材本来の味で食べさせるのが基本中の基本。

 

けれど赤ちゃんも人間なので、好き嫌いはやっぱりあるものです。
パパやママも子どもの頃は1つや2つは嫌いな食べ物がありましたよね。

 

なんだかスプーンが進まなかったり味に飽きてきたかなぁという
タイミングで投入させたいのが、和食の基本のだし

 

離乳食初期から使える数少ない調味料の一つです。
大人でもだしが効いている和食はおいしいと思いますよね。

 

今まで母乳やミルクしか口にしてこなかった赤ちゃんにとって、かすかに感じる
その塩味は新鮮に感じるようで、だしを使うようになったら
食べなかった食材もモグモグ食べてくれるようになった赤ちゃんも多いです。

 

離乳食初期に覚えておきたいだしについて紹介していきます。
大人のご飯にもぜひ参考にしてくださいね!

 

 

もくじ

基本のだしは昆布だし&かつおだし

 

だしの種類はいろいろですが、まず紹介したいのが昆布。
昆布は植物性のだしです。

 

これに動物性のだしが合わさると旨味が格段に上がります。
動物性というのはかつお節や鶏ガラなどの生き物から取れるものです。

 

昆布はもちろん、かつお節は食物アレルギーの心配が
ほとんどない食材なので安心して使えます。

 

初めての食材を使うし、不安だな…と感じたら、他の食材と同じように、
まずは小さじ1くらいの量を離乳食に混ぜてあげてみてください。

 

まずは昆布だけのだし、
平気そうならかつおだしを与える形でも良いでしょう。

 

 

基本の昆布だし&かつおだしの取り方

 

作り方はとっても簡単。
鍋にお水を入れて、だし昆布を入れます。
そのまま昆布が柔らかくなるまで置いておきます。

 

柔らかくなったら弱火で火を点けます。
沸騰直前くらいで火を止めて昆布を取り出したらできあがりです。

 

これにかつおだしもプラスさせたい場合は、
昆布だしの昆布を取り出したらかつお節を投入します。
火は中火くらいでOK。

 

沸騰したら火を止めて布巾やキッチンペーパーで濾してできあがりです。
これなら大人の汁物にも使えますね。
たくさん作って冷ましたら冷凍保存もできます。

 

市販の製氷皿に入れて凍らせておくと、
作りたての離乳食にポンと入れて味も付けられるし、
早く冷めて一石二鳥!時短になりますね。

 

余談ですが、鍋料理の時に鍋に張ったお水に昆布をいれて置いておくと、
寄せ鍋も水炊きも旨味がさらに出ておいしくなりますよ。

 

 

野菜スープもだしの一つです

 

離乳食である程度の野菜がクリアできたら野菜スープを使ってみましょう。
野菜から出る旨味も立派なだしです。

 

野菜スープの最大のメリットは無駄がないところ。
赤ちゃんが食べられるくらいの固さまで煮込んだ野菜はそのままあげられます。

 

野菜は何でもOK。人参、たまねぎ、キャベツあたりを基本にして、
あとは残り野菜をいろいろ入れてコトコト煮ていけば野菜スープの完成です。

 

赤ちゃんとの取り分けメニューでも活躍します。
洋風にも和風にも合う野菜スープ。
これも作っておいて冷凍保存できます。

 

 

市販のだしは使って大丈夫?

 

もちろん市販の商品を使っても良いです。
ただし使うのはベビーフード用のものにしてくださいね。

 

いろいろなメーカーが基本だしの商品を販売しています。
大人の顆粒だしのように粉末なので、
パッケージの表記を見て濃すぎない量で薄めましょう。

 

離乳食初期の5ヵ月からのベビーフードにコンソメもあります。
離乳食の幅が広がるので使ってももちろん大丈夫ですが、
原材料に鶏肉の成分が含まれています。

 

鶏肉は「特定原材料に準ずるもの20品目」に含まれているので、
アレルギーが心配なら7ヵ月になって肉類を
食べさせてあげるようになってからでも遅くはないです。

 

5ヵ月から使えるベビーフードの基本だしやコンソメ、
ホワイトソースは離乳が完了するまで使える便利アイテム。
気にいったら買い置きしてしまいましょう。

 

 

だしを使うデメリット?

 

食材の旨味を引き出してくれるだし。
唯一のデメリットと言えば、
味が付いたものしか食べなくなってしまう点が考えられます。

 

塩味があるものは大人でもおいしいと感じますね。
離乳食が進むと食材と一緒にいろいろな調味料も口にしていきます。

 

どの調味料も量が多いとその味で
赤ちゃんが慣れてしまうことも考えられます。

 

だしをあげたからといって赤ちゃんが濃い味ばかり
食べるということではないです。
料理の基本になるものなので心配しすぎないでくださいね。

 

市販の基本だしには食塩が使われているので、注意が必要です。
離乳食は薄味で作ることは忘れないようにしましょう。
おススメは、ときどきベビーフードを試食してみること。

 

ベビーフードとして売られている物は乳児用食品の規格に
適用できているので、味が濃すぎることはほとんどありません。

 

赤ちゃんに合った月齢のベビーフードを
少し食べてみて味付けを考慮してみてください。

 

 

だしを使って離乳食ライフを乗り切ろう!

 

赤ちゃんが最初に出会う調味料のだし。
大人の料理でも使える基本のだしの取り方で、
赤ちゃんと一緒に使えます。

 

濃さに不安がある時はお湯で薄めてしまっても大丈夫!
野菜スープもちゃんとしただしとして使ってみてくださいね。

 

ベビーフードの基本だしも便利です。
うまく活用して離乳食の時期を赤ちゃんと一緒に楽しく過ごしてくださいね!

 

むすこくん

パパ、野菜が食べれるようになったよ。

 

よかった、これからもっと色んなものを食べていこうね。

PaPa