お子さんが生まれてすぐは、泣いていても何をしていても可愛い時期ですよね。
ところが、半年頃からは夜泣きや離乳食作りも始まり、奥様のストレスも相当なものになってくるのではないでしょうか。
こんな時こそパパの腕の見せ所。離乳食作りを少しでも手伝ってあげると、非常に奥様に喜ばれるのです!
今回は離乳食の中でもゴックン期(初期)〜モグモグ期(中期)にオススメの方法を紹介します。
もくじ
離乳食作りが大変な理由
離乳食作りは非常にストレスが溜まります。ただ、作るだけならいいのですが、それだけではないのが子育てなんですよね。
子供から目が離せなくなる
この時期になると徐々に動きが大きくなってきて、早い子ですとずり這いをし始めます。そうなると、料理をしていても子供の動きが気になりますよね。しかも、離乳食の初期〜中期はしっかりと熱を通して柔らかくする必要があるので、コンロからも目が離せません。そのため、誰かやってくれー、ということになるのです。
夜泣き疲れ
夜泣きを経験したことがある方はわかると思いますが、とにかく夜中に泣きます。歯が生え始める時期だから、とか夢を見始める時期だから、とか言われますが泣きます。2時間おきくらいに。基本、泣いている時は抱っこしていないといけないので、この時期は本当に寝られません。これが連日続くと本当に疲れて何もかもがイヤになってしまうんです。
作り続けないといけない
よく食べる子は作っても作っても、すぐになくなります。しかもすぐに口から出された日には、何のために作っているのか、、、と落ち込んでしまうこともあります。その上、家族の分のご飯も作らないといけませんからね。
製氷皿で簡単離乳食作り
離乳食で悩むのが、どれくらいの分量で作っていいのかというもの。初期〜中期は少ない量を細かく食べていくので、小分けにしたものがたくさん必要になります。そこで活躍するのが製氷皿。
小分けの分量が10食分などまとめて作ることができるので、とても重宝します。しかも最近は取り出しやすいようにシリコン素材のものや、ばい菌が入らないように蓋つきのものまであります。大きさもいくつかあるので、時期や具材によって変えていくとバリエーションが豊富になります。
茹で方のポイント
料理に慣れていない方の場合、「茹でる」と一言書いてあってもどれくらいやっていかわかりませんよね。本来、茹でる時には大きなお鍋を使うのですが、離乳食用のちょっとした野菜を茹でるだけなので、小さなフライパンで問題ありません。
人参や大根だったら皮をピーラーでむいて、1cm幅に切って沸騰したお湯に入れます。大きさにもよりますが、3〜5分ほどで柔らかくなってくると思うのでお箸をさしてスッと入ればOKです。
だし汁のポイント
だし汁は赤ちゃん用のだし汁が売っているので、そちらを買った方が楽です。あまりこだわりすぎても続かなくなってしまいますからね。
ゴックン期(初期)の離乳食作り
だいたい生後5〜6ヶ月頃から離乳食を始める方が増えてきました。この時期を離乳食初期と呼んでいます。
気をつけるポイント
ゴックン期の離乳食作りで気をつけるポイントは、
しっかりとすりつぶして噛まなくてもゴックンと飲み込める状態にしておくこと
味付けはしない(だし汁で風味づけ程度)です。
調理法
にんじんや大根、じゃがいものようにすりおろすことができるものは、皮をむいて柔らかく茹でてからすりおろす、もしくはすりおろしてからレンジでチンして製氷皿に小分けにしてください。食べるときは、レンジでチンした後にだし汁を加えると、ボソッとせずに食べやすくなります。
ほうれん草や小松菜、チンゲン菜は茹でて、柔らかい葉先のみをすりつぶして、小分けに製氷皿に入れておきます。食べるときはレンジでチンしてから、だし汁を加えます。
かぼちゃやさつまいもは皮をむいて柔らかく茹でてから、裏ごしもしくはつぶして製氷皿に小分けにしてください。食べるときはレンジでチンしてから、ミルクを加えてあげると食べやすくなります。甘いものは赤ちゃん大好きですからね。
白身魚
体を成長させるために欠かせないタンパク質は離乳食を始めてから1ヶ月ほど経ってから。タイやタラのような淡白な白身魚は赤ちゃんの栄養補給にもってこいです。まず白身魚の骨がないかしっかりと確認してから、薄めのだし汁で茹でます。しっかりと火が通ったらすりつぶして製氷皿に小分けします。茹でただし汁と一緒に凍らせておくと旨味が逃げませんよ。
モグモグ期(中期)の離乳食作り
7〜8ヶ月頃になると離乳食中期に移行します。
気をつけるポイント
この時期に気をつけるポイントは、
形を残して噛むことを楽しむ
いろいろな味つけを楽しむ
指でつぶせる程度の固さ
です。この頃になると1日に2回の離乳食になるので、消費量が半端じゃなくなります。いろいろな食材を楽しめるように準備しておきたいですね。
野菜を茹でるコツ
モグモグ期になると野菜をすりおろす必要はありません。柔らかく茹でたら、5mm角に切って製氷皿に小分けしておけば大丈夫です。
野菜を茹でた時の茹で汁は捨てずに、野菜スープとして飲ませてあげることも栄養価としてはオススメです。
タンパク質を上手に摂る
白身魚の他に、鶏肉のササミなども食べられるようになってきます。ただし、ボソボソにならないようにダシを加えてあげましょう。しらすを茹でておけば、そのまま食べられるので簡単です。
離乳食作りの注意点
子供の体は敏感で、食品によってはアレルギー症状が出てしまう食品もあります。卵、大豆、小麦粉、果物などはアレルギーが出やすいので、アレルギーが出やすいものに関しては奥様にお任せした方が安心だと思います。すべてをやろうとせずに、できる範囲で手伝ってあげるというのもポイントですね。
終わりに
最初はハードルが高そうではありますが、一度やってみると意外とできちゃうものです。量が少ないうちに練習しておけば、量が増えてきてもそんなに気にせずできるようになってきます。少しでも奥様の気持ちが落ち着くような手助けになれば嬉しいです。