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暖房のつけっぱなしは大丈夫?!寒い冬、赤ちゃんが寝るときに気を付けたい3つのこと

むすこくん

パパ、寒いよう。温かくして。
じゃあ、少しだけ暖房をつけようか。

PaPa

 

冬の夜、大人でも冷えて眠れないこと、ありますよね。

 

「冷え込む夜、赤ちゃんが風邪をひかないか心・・・」
「寝るときの暖房って何度くらいに設定するべき?」
「エアコンはつけっぱなしでも大丈夫?」

 

ママ・パパのそんな悩みは尽きません。

 

風邪の心配だけでなく、暖房の使い方によっては
乳幼児突然死症候群の心配もあるようです。

 

これからの寒い時期、赤ちゃんを持つご家庭が、
上手に暖房と付き合うための方法を伝授します!

 

 

もくじ

赤ちゃんに暖房を使っても大丈夫?!

 

もともと大人より体温の高い赤ちゃん。
暑い夏は汗疹に苦しんだ経験もあるのではないでしょうか。

 

お出かけすると、抱っこ紐に入った汗だくの赤ちゃんが
顔を真っ赤にしているのを見かけたこともたくさんあると思います。

 

逆に冬は赤ちゃんの手足が冷たくなっていて、
心配になるママ・パパもいると思います。

 

お出かけの時には重ね着をして手袋や靴下で
完全防備をしている赤ちゃんも見かけますね。

 

ですが、大人が「少し肌寒い」と思うくらいの温度が、
実は赤ちゃんにとってはちょうどいいのです。

 

重ね着した赤ちゃんの上着を脱がせたら、
汗ばんでいた・・・なんて経験、ありませんか?

 

お住いの地域や戸建て・マンションなど、環境によって差はありますが、
赤ちゃんがいるお部屋では暖房の使い方に工夫が必要そうです。

 

最近ではハイテク家電も増えているので、
暖房や暖房に代わるあったかグッズを使って、
赤ちゃんと快適な冬を過ごすにはどうすればいいのでしょう。

 

暖房のつけっぱなし~3つの注意点~

 

①温度に注意!適温は18度。

 

赤ちゃんはまだ体が未熟で、
体温調節が得意ではありません。

 

夏は冷房は26~28度が適温と言われていますが、
冬は厚手の布団をかけているので18~20度が適温です。

 

大人だと少し肌寒く感じますが、汗っかきな
赤ちゃんにはこのくらいの温度がちょうどいいのです。

 

また、寝ている間に冷えてはいけないと
靴下を履かせることもあるかもしれません。

 

しかし、赤ちゃんは手足で温度調整をするとも言われています。

 

なので、冷たくて心配!というママ・パパがいるかもしれませんが、
寝ている間の赤ちゃんに靴下は履かせなくて大丈夫です。

 

これまでの研究の中でも、『赤ちゃんは寒さに強く、暑さに弱い』ということが
言われており、室温が高すぎると、赤ちゃんにとっては
乳幼児突然死症候群のリスクもあるという研究結果もあります。

 

温度設定が高すぎるかも?と思ったら、
少し設定温度を見直してみましょう。

 

 

②湿度は大丈夫?赤ちゃんにとって乾燥は敵!

 

もう一つエアコンで気をつけたいことは湿度です。

 

大人にとってはカラッとした空気の方が快適ですが、
赤ちゃんにとって空気の乾燥とは、肌荒れの原因や
ウイルス感染のリスクを高める、いわば『敵』なのです。

 

赤ちゃんにとって快適な湿度は40~60%とされています。

 

これ以上乾燥してしまうと肌が乾燥してカサカサになってしまったり、
ウイルスの繁殖を活性化させ赤ちゃんが風邪をひきやすくなったり、
鼻水などの粘膜のバリア機能を下げてしまうことになります。

 

逆に、60%を超える湿度設定では、
カビが発生してしまうなどのトラブルにつながってしまいます。

 

また、エアコンの風が直接赤ちゃんに当たると
乾燥の原因になってしまうので、風向の調整もしっかりしましょう。

 

赤ちゃんは大人に比べて汗腺の密度が高いので、
風が当たると皮膚の水分調節機能が落ちてしまい、
脱水症状になってしまうこともあります。

 

 

③空気清浄機能があるとベスト!

 

上にも書きましたが、赤ちゃんにとって汚れやウイルスは天敵です。

 

暖房器具は食器のように簡単に洗えないですし、見た目では汚れが
よくわかりませんが、使っているうちにホコリやカビなどが発生していて、
暖房の風を使って部屋中に汚れをまき散らしている可能性があります。

 

こまめにエアコンの掃除をすることはなかなか難しいですが、
最近では高機能なエアコンも増えていて、自動でお掃除してくれる
機能や空気清浄機能が付いたエアコンもあります。

 

そうでない暖房器具を使っている場合には
空気清浄機を使うといいですね。

 

もし、まだおうちに加湿器も無いよという場合には、
空気清浄機能付きの加湿器を購入することをオススメします。

 

 

電気代も節約!暖房の機能を上手に使おう。

 

暖房のつけっぱなしでは、
上で書いた注意点の他に心配なのが『電気代』です。

 

夏ならば冷房の設定温度を高めにしたり、扇風機やサーキュレーターを使って
過ごす方法もありますが、冬に暖房をつけながら
扇風機を使っているという話は聞いた事がありませんよね。

 

そこで便利なのが、暖房のタイマー機能です。
タイマー設定の方法は2種類。

 

まず、赤ちゃんが寝つくまでの時間は暖房をつけていたいので、
布団に入ってから
1~2時間で暖房が切れるように
セットします。

 

そのあと、起きた時にお部屋が温まっていると嬉しいので、
目覚める時間の1時間前くらいに
暖房が入るようにセットしておきます。

 

起き抜けにお部屋が温かいと、赤ちゃんだけでなく
大人もスッキリ起きられますし、
電気代の節約にもなって、一石二鳥ですね!

 

 

暖房なしでも、赤ちゃんが寒い冬を過ごすための便利アイテム

 

暖房をつけなくても赤ちゃんが快適に冬の夜を過ごせる
便利アイテムとして『スリーパー』があります。

 

まだ寝返りを打たない赤ちゃんでも、足で布団を蹴ってしまい、
夜中授乳で目が覚めると赤ちゃんが寒そうにしている・・・
という経験もあるのではないでしょうか。

 

寝返りを打つようになると敷布団からも
脱出してしまう赤ちゃんもいますよね。

 

スリーパーは程よい通気性がありますし、足元が閉じていないので、
寝相が悪くて布団をはいでしまう幼児の時期まで長く使うことができます。

 

材質も柔らかいので、
赤ちゃんが寝苦しくなってしまうということもありません。

 

綿以外の生地が肌に触れるのが心配という場合には、ガーゼ生地や
オーガニックコットンでできているスリーパーもあるので、
ベビー用品を売っているお店で探してみてください。

 

つくりも簡単なので、手芸が得意なママなら、
お気に入りの生地やデザインで、
赤ちゃんに手作りしてあげてもいいかもしれません。

 

余談ですが、冬場に電気毛布を使っているママ・パパも
いると思いますが、電気毛布は赤ちゃんには不向きです。

 

まだ皮膚が薄いですし、自由に寝返りを打てない時期には
低温やけどの心配もあるので、寒くても電気毛布の使用は控えましょう。

 

同じように、湯たんぽなども赤ちゃんの
寝るところに置くのはオススメできません。

 

一緒に寝るママ・パパが寝るときに寒い時には、ホッカイロなど、
赤ちゃんが触れる心配がないあったかグッズを使うようにしましょう。

 

 

まとめ かわいい赤ちゃんと上手に冬を乗り切ろう!

 

夏は猛暑が多く、冬は雪国でなくても突然豪雪に
襲われるようなこともある今の日本。

 

これからの時期はますます冷え込みが厳しくなっていきます。

 

寝ている間もかわいい我が子が心配になってしまいますが、
暖房やあったかグッズを上手に使って、赤ちゃんが風邪をひくことなく
元気に過ごせるように、寒い冬を笑顔で乗り越えましょうね。

 

むすこくん

パパ、今度は暑くなってきたよ。

 

そうか。じゃあ暖房は切った方がいいね。

PaPa