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お七夜・命名式とは?お七夜の準備や命名書の書き方を解説

むすこくん

僕もお七夜を迎えました☆命名書もパパが頑張って書いてくれたよ

赤ちゃんが生まれてホッと一息、、ついてる間も無くすぐに育児はスタートしています。(汗)

オムツを変えて、授乳して、寝かしつけてまたオムツ変えての繰り返しですね!

 

あー、睡眠不足だしバタバタして家のこともできない!って言っていると、

あっという間に日にちが経っていき、あらら気づけばお七夜じゃん。

 

プロ主夫家は、クリニックでお祝い膳が出るのでそれを家族三人でいただきました。あと、退院後にママのじいじとばあばがお祝いに来てくれて美味しくいただきました。

 

今日はお七夜と命名式について解説していきますね。

 

 

もくじ

お七夜・命名式とは

 

 

お七夜とは

 

さてさてお七夜(おしちや)とは、そもそもなんでしょうということで、赤ちゃんの誕生から7日目の夜にお祝いをすることです。

生まれてきた赤ちゃんの無事と健やかに成長してくれることを家族皆で祈りましょうというものです。

昔は今のように医療が発展していませんので生まれた赤ちゃんの生存率が低く、まずは一週間を無事に生きたことをお祝いしたとも言われています。

生後6日までは、「神の子」と呼ばれて赤ちゃんの生死は神に委ねられていたそうです。

 

現代ではそのように生存率が低くなるようなことはありませんが、ママと赤ちゃんが病院を退院する日がだいたい一週間なので、退院祝いとして家族でお祝いするという意味にもなっています。

 

習慣としては平安時代から続いているらしく、命名式として、生まれた赤ちゃんに名前をつけてお披露目をする式でもあります。

 

 

命名式とは

 

赤ちゃんの名前は、生後2週間までに決定して出生届を役場に提出するように法律で定められています。

 

命名式は、生後7日までに名前を決めてお七夜にお披露目するという習わしです。

お七夜でも説明した通り、6日まで「神の子」で7日から正式に名前を授かって人間の子になるということですね。

 

実際に赤ちゃんの名前はいつ頃決めるかは人それぞれで、妊娠中から決めている人もいれば、赤ちゃんの顔を見てから決める人も多いみたい。

ただ、産後は産後で毎日大変だし、ママの体調が悪くなってしまう場合もあるので、最低でも候補だけでも妊娠中にしっかり話し合っておいた方がいいかもしれません。

 

プロ主夫家は性別がわかった頃から本格的に考え始めて、なんとなく候補を頭の中に入れておきました。

それから両親に会う機会に相談したり、姓名判断をネットと本で確認して安定期に入った頃には決まってたかな。

 

 

お七夜・命名式の数え方は

 

 

お七夜・命名式はいつ行うのでしょうか?

お七夜と言うくらいだから7日目の夜というのはわかりますが、例えば1日に生まれたら、その日から数えたら7日の夜です。

でも、1日経った翌日が1日目と考えると8日の夜です。そう考えるとちょっと混乱してしまい、どちらが正しいか悩んでしまいますね。

 

1日生まれなら、7日が7日目になり7日の夜に行います。

むすこくんは7日が誕生日でしたので、13日の夜に行いました。

 

ただ、絶対にそうでなければいけないということではないので、伝統や風習を重んじる中で、現代に合わせていけば良いと個人的には思います。

母子の健康や参加する両親の都合に合わせて多少前後してもいいのかなと思います。

また、少しでも遅らせるために生まれた日は0日目と考えて、1日が誕生日の場合、8日の夜にお七夜を行う家庭も多くなっているそうです。

 

プロ主夫家は、7日目の夜に入院中のクリニックでお祝い膳というコース料理をむすこくんを囲んでパパママでいただきました。

後日、ママの両親が来てくれた際に自宅で両親も交えてお披露目会を行いました。

 

 

命名書の書き方

 

 

いざ命名書を書くと言っても書き方がわからない。用紙は何を使ったらいいの?などの悩みを解決していきましょう。

 

略式的な命名書の書き方

 

まずは、略式的な命名書の書き方です。

略式的とは正式な形式の一部を省いて手軽にしたやり方のことです。正式な書き方よりも略式的な書き方の方が今は一般的です。

 

プロ主夫家も略式的な書き方にしました。

 

では書き方です。

半紙や市販の命名書に、毛筆で「命名 ○○」と名前を大きく書く。いちばん右に生まれた日付を書く。

左に「父 ○○(苗字)○○(名前) 母 ○○(名前)」と両親の名前を書く。

 

こんな感じが一般的です。名付け親がいるようならその方の名前を書いて押印します。

また、長男や次女など続柄を書いたり、シンプルに名前だけというパターンも多いようです。

むすこくんは長男だから長男と書いて、親の名前は省略しています。

 

正式な命名書は、お七夜が終わったあとに水引で包んで保管したり奉納しますが、一般的に略式命名書は、お宮参りの1ヶ月くらい飾っておいてその後、保管をします。

 

赤ちゃんがある程度成長するまでお部屋に飾っている家庭も多いようですね。

 

 

正式な命名書の書き方

 

正式な命名紙は「奉書紙(ほうしょがみ)」という和紙になりますが、習字用の半紙でも大丈夫です。

奉書紙や習字用の半紙は文房具店や100円ショップでも販売しています。

もちろんネットでも購入できますので、事前に準備しておきましょう。

 

  1. 奉書紙か半紙を横半分に折る
  2. さらに縦に三等分に折る
  3. 三つ折りの真ん中部分に赤ちゃんの名前「命名 ○○」と書き、さらにその左に生まれた日付を書く
  4. 三つ折りの左部分に名付け親の名前、その人の押印をし、その右に命名した日(お七夜の日付が良いでしょう)を書く
  5. 三つ折りの右部分に「命名」と書き、畳んで水引を掛ける
  6. 神棚があるご家庭なら、神棚に奉納しましょう。なければお七夜が終わったあとに水引で包んで保管します。

 

プロ主夫家では、あかちゃん本舗で購入した命名書に筆で書きました。

習字なんて久しぶりなので、ネットで文字見本を見ながらなんども練習してから本番の用紙に書きました。

 

 

 

2.誰が書くか?

 

命名書は誰が書くべきものでしょうか?命名書を書くのは基本的に「命名者」です。

 

そして、命名は今ではパパママで決めることが一般的ですが、昔は、父方の親が多かったようです。

なので、命名書を書いていたのもおじいちゃんが多かったということです。

 

 

お七夜・命名式は決まりというよりかはそういった風習や習慣ということなので、必ずそうでなければいけないということはありません。

 

最近では、命名書をネットでプロの業者に頼んで書いてもらうことも増えています。

プロに綺麗に書いてもらうのもいいですが、やっぱり親としてパパが気持ちを込めて書くのが一番だと思いますよ。

 

 

お七夜の料理は何を食べる?

 

お七夜は、最初に命名式を行い、赤ちゃんと赤ちゃんの名前をお披露目します。

そして式の後に祝宴を行います。

 

そこで用意する祝い膳ですが、退院間もないママはまだ安静にしていた方がいいので、パパもしくは参加される両親が用意することになります。

 

そして気になる献立ですが、婚礼、正月などの節句、食い初めなどのお祝い事で食べる「祝膳」を用意しましょう。

 

お七夜の食事はお赤飯や鯛の尾頭付きなど、お祝い行事で食べる「祝い膳」を用意するのが一般的です。

一般的な祝膳の献立は
・鯛の尾頭付き
・お赤飯
・筑前煮などの煮物
・お造り
・天ぷら
などがあります。

 

この献立も必ずこれでなければいけないわけではないので、妊娠から出産まで頑張ったママのお祝いでもあるので、ママの食べたいもの中心でも構わないと思います。

 

プロ主夫家は産院でいただいて祝膳はステーキのコース料理でした。

自宅でお祝いした際には、お寿司をとって、その他お惣菜はママのリクエストをママのお母さんが作ってくれたものをいただきました。

 

 

まとめ

 

 

お七夜・命名式はそれぞれ昔からの風習があります。

また、地域によってもお祝い方法は様々です。

 

大切なのは、お七夜自体が母子の健康を祝う行事なので、その行事でママや赤ちゃんが体調を崩してはいけません。

ママや赤ちゃんの体調をみながら、ママの希望をしっかりと聞いてあげることが大切です。

 

ママの希望とは、料理の献立だけでなく、場合によっては開催する日程もママの体調をみて変えてあげるといいとおもいます。