赤ちゃんが離乳食を始める頃、飲み物を飲む練習も始まりますね。いままではママのおっぱいや哺乳瓶でのミルクだったのが、離乳食中期にはストローでの練習に代わります。
その練習に役立つのが赤ちゃん用のストローマグです。ストローマグはこぼれないようになっているので、飲めるようになるとママもとても楽になります。
そして、水分補給はとても大事なので、持ち歩きが楽ちんなところもすごくいいですよね。ただ、たくさんの商品がありすぎてどれを選べばいいのか迷ってしまうと思います。
そんな便利な赤ちゃん用のストローマグの選び方や、そもそもどのように使うのかなどオススメ商品とともにご紹介していきます。
是非ママにとってもお子さんにとってもお気に入りの商品を見つけて行ってくださいね。
もくじ
ストローマグの選び方
赤ちゃんがストローの飲み方を覚えたら次はストローマグ、と段階を踏みたい所ですがどういった物を選んだらいいのか最初だと凄く戸惑いますよね。
たくさん種類があって迷ってしまうストローマグですが、ストローマグなら全て機能性は同じであとはデザインだけ選べばいいというわけではないんですね。
せっかく買うのであれば、子供にとっても使いやすく、ママにとっても洗いやすかったりなど機能性も重視して選んでいきましょう。どのように選べばいいのかご紹介します。
選ぶポイント
種類や素材も様々あるのですが、そんな中でも特に以下の事に気を付けながら選んで購入すると失敗しないと思うので是非参考にしてみて下さいね。
飲み物が入る量の大きさによっても違いが出てくるので出来るだけ大きいのを選ぶとそれだけ中身を入れ替えなくて済むのでとっても楽ですよね。お出かけの際も出来るだけ容量の大きい物を選ぶと安心しますし楽ちんです!
ストローの形は飲みやすいものを選ぶ
次に考えるべき要素としてはやはりストローの大きさでは無いかと思います。
赤ちゃんの口に合った大きさで無いと買っても意味がありませんし最悪買い換える必要すら出てきますからストローの大きさも案外重要な要素です。
その商品によって、ストローの形が違ってきます。そしてその子によって飲みやすいものと飲みにくいものは様々です。
そのため、これがいいというものは個人差があるので、断言はできません。お店でのポップや、口コミを見て選んであげましょう。
こぼれにくい赤ちゃん用のストローマグを選ぼうこちらが最も重要だと言われる所です。
ストローマグの良さはこぼれにくいことですね。しかし、こぼれにくいからと買ったのに、普通に漏れてきてしまうものもあります。
赤ちゃんは物を投げたり落としたりと乱暴に扱ってしまうのでその都度漏れてしまう、となっては片付けが大変になってきますよね。
それ以外でも外出する時にバッグに飲み物を入れたまま収納しているとバッグの中身が濡れているという事も起こりますので漏れにくさと言うのは非常に大事になってくる要素でもあります。
落としたり揺らしても大丈夫そうな素材で出来ている物を選ぶのが何よりも大事ですね。
きちんとこぼれにくい構造のものを買えば、無駄な洗濯や着替えもしなくてすみます。倒してもこぼれないものを選ぶようにしましょう。
洗いやすい赤ちゃん用ストローマグ赤ちゃんが使うものですから、清潔に保てるかどうかは一番重要ですよね。ストローマグは細かいパーツが多いので、洗いにくいものたくさんあります。
そのため、すべて分解してパーツごとに洗うことができたり、口が大きめで洗いやすいものを選ぶといいでしょう。食洗機を普段使うママは食洗機対応かどうかも重要ですね。
毎日のように使うのは良いですが、使った後は出来るだけサクっと手短に終わらせたいものです。
水洗いだけで終わるような素材で出来ているストローマグがあれば間違いないなくそれを購入するのがオススメとも言える要素です。
赤ちゃんの年齢に合ったストローマグを選ぼう
上記の事に気を付けながらも、一番は赤ちゃんに合うように選ぶのがコツです!
容量を大きくし過ぎても、赤ちゃんにとっては重いと感じる事があるかもしれませんしストローの形状が大きすぎると吸い辛いと感じるかもしれません。
赤ちゃんの月齢や年齢にあったものを選んであげるといいでしょう。
はじめてのストローマグは小さめのものを選ぼう
はじめてストローマグを使い始めるのは離乳食が始まる8ヶ月頃ですよね。この頃はあまり力も強くありません。
そのため、ストローマグには150mlの容量のものから300mlの容量のものまで幅広くあるのですが、できれば150mlくらいの小さいものを選んであげましょう。
最初は飲む量も少ないので、150mlあれば充分です。しかし、遠出の際などには300mlのものを選んであげましょう。
もしくは足せるように別で水筒を持っていくなどの工夫をしてくださいね。
小さいうちは持ちやすい取っ手付きのものを選ぼう
取っ手付きのストローマグと、取っ手のないストローマグがあります。小さいうちは取っ手がないとうまくもつことができません。
しっかり両手で持って飲むことができるように、取っ手付きのストローマグを選んであげましょう。
小さい頃は気をつけてあげることがたくさんありますが、うまく使えるようになればあとはもう赤ちゃん自身も使いなれるので、年齢に左右されなくなると思います。
コップにつけるだけという商品もありますので、是非検討してみてくださいね。
ストローマグの種類とスパウトとの違い
赤ちゃんグッズにはストローマグ以外にもスパウトと言われる商品もありますし、一口にストローマグと言っても違う素材で作られていて種類が違う物もあります。
次はストローマグとスパウトの違いや使われている素材についてご紹介していこうと思います。
ストローマグには出来てる素材や容量の大きさと様々な種類があります。
例えば、容量一つとっても150~330ml入るようになっています。
それに応じて商品の大きさやストローの大きさも違ってきますし素材もプラスチックやシリコンと割れにくい素材で出来ているか、赤ちゃんにとって固すぎはしないのかを確認するのも大事です。
・ストローの太さが様々
・取っ手付きや取っ手なしがある
・容量は150mlのものから300mlのものまである
・保温性があるものもある
このように小さな違いですが、様々な種類があります。そして、スパウトマグというものもマグの中にあります。ストローマグとの違いはどんなものでしょう。
スパウトとは
スパウトとは、哺乳瓶の乳首とストローとの間に位置づけられる赤ちゃん用マグの飲み口の一種です。
飲み口が太いストローのような長四角のような形になっています。ママのおっぱいや哺乳瓶のように柔らかくなく、硬い作りになっています。
これは哺乳瓶やおっぱい以外に慣れるために、ストローマグにする前の段階から使い始めるものです。だいたい6ヶ月から7ヶ月頃が目安ですね。
スパウトとマグが一緒になっている物もあるのですが、こちらはストローマグを使う前の練習段階の物と思ってくださいね。
なので、これを使って慣れて来てからスパウトは卒業してストローマグを使うという感じになります!
基本的には離乳食を食べ始める5,6ヵ月当たりから使い始めるのが一般的とされています。
ストローマグはいつからいつまで使用する
ここまでストローマグについてご紹介していきましたがそもそも何歳で卒業するのか、または使わなくなるのか気になる方も中にはいるかもしれません。
なので、ストローマグをいつからいつまで使用するのかという事についてご紹介していこうと思います。
ストローマグは離乳食のモグモグ期に入る8ヶ月頃から練習を始めます。早い子ですと、6ヶ月や7ヶ月から飲むことができるようになる子もいます。
一般的には6〜8ヵ月辺りから使い始めるご家庭が多く、卒業するのは2歳辺りと言われています。
その頃には自然と卒業してコップを使えるようになるのでストローマグは使わなくなっていくそうです。
そして、何歳までストローマグを使えるのかというのは、実際使っている間のママたちの間でも話題になりやすいです。
だいたい3歳頃になるとマグの大きさでは水分量が足りなくなってしまったり、コップでも上手に飲めるようになっているので、その頃とは言われています。
しかし、2歳を過ぎてもストローマグを使っているのは恥ずかしいという意見や、3歳を過ぎてもこぼれないので使っているという意見もあります。
パパやママの意見やお子さんの様子を合わせてみていつまで使うか決めるといいですね。
うまく飲めない!ストローマグのおすすめの練習方法は?
赤ちゃんにとってはストローを使うことははじめての体験です。何かわからないものを口に入れられているので、嫌がる子もも少なくありません
いきなりストローマグを与えても嫌がって使いたがらない赤ちゃんも多いと思います。
なので、最初の練習方法として紙パックのジュースを飲ませると言うのが有名なようです!
ストローを吸えば美味しい飲み物が出てくる、というのを教える為に最初はストローを口に入れてこちらが紙パックを押してあげましょう。
そうする事で赤ちゃんは自然とストローを咥えてあっという間に扱い方に慣れるのでそこからストローマグに切り替えてみてはいかがでしょうか?
「吸って」と言ってもその言葉がなんなのかわからないですよね。ストローマグの効果的な練習法をご紹介します。
ストロー付きの紙パック飲料で練習する
子供達が大好きなアンパンマンの紙パック飲料など、ストロー付きの紙パック飲料で、思わずキュッと押してしまって中身をこぼしたことはありませんか?
その押すと出るという原理を利用します。赤ちゃんにストローをくわえさせて、押してあげることによってこの中から美味しい飲み物が出てくると認識させるんです。
そこから学んで飲めるようになることがありますよ。
パパやママがお手本を見せる
ストローを吸い上げると、飲み物が出てくるということを認識することができると使えるようになります。そして、子供はパパやママの真似っこが大好きです。
そのため、パパやママが透明のストローで飲み物を吸い上げているところを見せてあげましょう。「おいし〜」とオーバーリアクションを取りながらやるとなおGOODです。
好きなものをストローの先につけてみる
どうしてもくわえることを嫌がってしまう場合、ストローの先につけてみるといいです。ちょっと甘いものや、好きな飲み物をつけるなど、これは我が子の好みを知るパパママの出番ですね。
美味しいものだと認識してくれて、くわえるのを嫌がらなくなってくれるかもしれません。
それでもダメな場合はわざとストローマグには何も入れずに床に置いてオモチャとして
扱わせればいつの間にかおしゃぶりのように吸っている事もあるそうです。
もしくは百均等で買えるストローを買ってママさんが赤ちゃんの前で飲み物を吸ってお手本を見せながら飲ませてあげたりしてみるのも良いですね。
そうしてストローだけを与えて咥える事を覚えさせてから飲み物を飲ませる方法もあります。
是非試しやすい方法をゆっくりと赤ちゃんの成長スピードに応じてじっくりとやってみてくださいね。
ストローマグのお手入れ方法
大人がコップを使ったらすぐに洗うように、赤ちゃんが使ったストローマグも使うたびに綺麗にしてあげたいですよね。むしろ自分たちが使うものよりもずっと清潔に扱いたいです。
ただ、ストローマグは見るからに洗いにくそうですよね。そうなんです。洗いにくいんですよ。そのため、いくら洗いやすいものを買っても、ここはどうすればいいの?なんて思うことがあります。
それでは最後に今使っているストローマグのお手入れ方法についてご紹介していこうと思います!
1、ストローの外側
洗剤で外側を押しつぶしてゴシゴシするだけで外側だけじゃ無く中も綺麗になるのでそれだけで汚れは落ちます!
ストロー部分はグリグリと
ストロー部分は、シリコン素材の場合は指でぎゅっと抑えて水を出しながらグリグリ捻るように洗ってみましょう。指で練り消しをこねる感覚です。
そして、もうひとつストロー部分の洗い方として、綿棒を入れてグリグリと洗いましょう。ストローは汚れやすいので毎回しっかり洗ってあげたいですね。
2、ストローの中
食べかす等が残っている場合は綿棒を使うと綺麗に取れるのオススメです!使い捨てなので清潔感も保たれます!
専用のブラシも販売されているのでそちらを使って洗うのも良いかもしれませんね。
3、他のパーツは専用ブラシか歯ブラシで洗う
プラスチック等の他のパーツは歯ブラシか専用ブラシで隅をきちんと洗いましょう。
その他細かい部分
スポンジが当たっているのか疑問に思ってしまうような細かい部分は、歯ブラシでゴシゴシしましょう。歯ブラシはお掃除でも細かい場所に大活躍しますよね。
そのため、歯ブラシで細かい部分を掃除することによって汚れがより綺麗に落ちてくれます。
ストローマグの消毒方法
まだ免疫の少ない赤ちゃんが使うストローマグなので、哺乳瓶を消毒していたときと同じように消毒が必要です。
煮沸消毒が一番簡単です。熱湯で消毒したり、レンジの熱で消毒してもいいですね。食洗機があるご家庭では、食洗機にいれるだけで熱湯殺菌もしてくれます。
もちろん、ミルトンなどで消毒するのもおススメです。1歳を過ぎたら、大人と同じハイター消毒も可能になりますよ。
1、漬け置き(酸素系漂白剤+ぬるま湯)
全体的なお手入れ方法としてはこれが一番汚れが落ちる上にやり方もとても簡単な方法です!
それでいてツンとするような刺激臭も無く、同時に除菌や漂白はしっかしとしてくれるのでとても便利です!
ボウルに30~50℃ぐらいのお湯に酵素系漂白剤(水2lに対して大さじ1)を入れて30分漬けてお水で良くすすいで洗うだけで今までの汚れを落とす事が出来ます。
ただし、肌が弱い人には手荒れになる恐れがあるので行う場合はゴム手袋を使用してくださいね。
2、専用レンジを使う
消毒用のレンジも販売されていてただ容器を中に入れるだけで機械が除菌を行ってくれるので手軽に消毒が出来るのでオススメです!
この消毒は、6ヶ月までは毎回必要だと教わっていると思いますが、6ヶ月を過ぎたら毎回ではなくても大丈夫になります。数回に一度など気がついたら消毒してあげましょう。
まとめ
ここまでストローマグについて色々ご紹介していきましたが如何でしたか?
最初の内は購入する時のポイントやお手入れ方法、練習方法など分からなくて困惑するものなのでこの記事を読んで少しでも疑問に思っていたことが解消されていたら何よりです!
子育てには欠かせないのがストローマグですので、是非とも赤ちゃんの年齢に応じたストローマグを買って練習させてあげてくださいね!
ストローの練習に便利なストローマグ。種類もたくさんあり、迷ってしまっていた方はこういうものを買おうと決めることができたでしょうか。
練習法もその子に合った方法がそれぞれあると思うので、便利なストローマグを上手に使えるようになるお手伝いができていたら嬉しいです。