むすこくん
もっといいものは何かないかな〜。
PaPa
親戚や仲の良いお友達に、新しい家族が生まれた時、お祝いに何をプレゼントしようかと迷っていませんか?
出産祝いには、ママ・パパや赤ちゃんが喜んでくれるものを贈りたいけど、「他の人からの贈り物とかぶってしまわないか?」とか、「ママ・パパが自分たちで選びたいものなのではないか?」など、心配事もあると思います。
そんな時におすすめの出産祝いは、絵本です。
今回は、プレゼントに絵本がおすすめな理由と、プレゼントして喜んでもらえる絵本をご紹介していきます!
PaPa
もくじ
プレゼントに絵本がおすすめの理由
出産祝いなどのプレゼントに、なぜ絵本がおすすめなのでしょうか?
絵本の読み聞かせには、赤ちゃんにとっていい影響がたくさんあります。
たくさんの言葉に触れることで、お話する力が育ちますし、絵本の登場人物の感情を読み取ることで感受性豊かにもなると言われています。
そして、何よりも、ママ・パパが読み聞かせをしてあげることで、親子のコミュニケーションをとることができ、親子の絆を強くすると言われています。
しかし、今この記事を読んでくれているみなさんのように、生まれてきた赤ちゃんのママ・パパたち自身も、「赤ちゃんに絵本をあげたいけど、何を上げればいいかわからない」と悩んで、なかなか絵本を選べずにいることも多くあります。
赤ちゃん向けの絵本は、とても多くの種類があるので、『良書』と呼ばれる作品をプレゼントするのもいいですし、少し個性派な絵本をセレクトしても喜ばれること間違いなしです。
プレゼントする絵本の選び方
生まれたての赤ちゃんは、視覚がまだはっきりしていなかったり、あまりにもストーリーの長い絵本では、最後まで読み切れないこともあります。
なので、プレゼントする絵本の選び方には、少し工夫が必要です。
ポイント1:はっきりした色合い
まず、赤ちゃんははっきりした色合いの絵本が大好きです。これは、生まれてから数ヶ月間は赤ちゃんの視力はぼんやりしていて、繊細な色使いや描写のイラストよりも、原色で大ぶりに描かれたイラストの方がよく見えて楽しめるからです。
ポイント2:顔が好き
また、赤ちゃんは『顔』が大好きです。生後3か月あたりから、目で物を追うことができるようになりますが、その頃から家族の顔を見たりするとニコッと笑ったりもします。
絵本の中で大きな顔に見つめられるように書かれた絵本は、赤ちゃんがつい注目してしまう絵本なのです。
ポイント3:繰り返しの音
そして、赤ちゃんは繰り返しの音を聞くことで、心が落ち着くとも言われています。
擬音語が繰り返されている絵本や、「こんにちは」や「いないいないばあ」など同じパターンの繰り返しが描かれている絵本も、おすすめです。
出産祝いやクリスマスプレゼントにおすすめの絵本
では具体的に、どんな絵本がおすすめなのでしょうか?
絵本だけでプレゼントが完結する『シリーズもの絵本』や、お出かけなどでも持ち歩きやすい『布絵本』
これからグローバル化していく社会の中で羽ばたいてほしいという願いを込めて『英語の絵本』
その他『ママ・パパ向け絵本』などを紹介していきます。
シリーズもの絵本
まず、絵本をプレゼントしよう!と考えているなら、『シリーズもの絵本』を選んでみましょう。
昔ながらの良書を集めたのは『松谷みよ子 赤ちゃんの本Aセット(松谷みよ子文、瀬川康男絵、童心社)』です。
『いないいないばあ』を始めとした3冊の不朽のロングセラーセットで、素朴で大きな絵柄や、繰り返されるフレーズが描かれていて、時代を超えて赤ちゃんにおすすめできる絵本たちです。
松谷みよ子あかちゃんの本Aセット(3冊入) [ 松谷みよ子 ]
同じように時代を超えて人気のあるシリーズは『くつくつあるけのほん4冊セット(林明子作・絵、福音館書店)』です。
この中には1冊でもおすすめ絵本ランキングの上位に入る『おつきさまこんばんは』も含まれていますし、ほっとする絵柄で読み聞かせしているママ・パパまでもやさしい気持ちになれる絵本が集められています。
◆◆くつくつあるけのほん 4冊セット / 林 明子 / 福音館書店
また、新しめで人気があるのが『だるまさんシリーズ「が・の・と」(かがくいひろし作、ブロンズ出版)』です。だるまさんの予想もしないようなアクションが楽しい絵本で、パターン化された言い回しなのに、大人までも楽しめるユニークさがある絵本です。
だるまさんの動きをまねしながら読み聞かせをするのも楽しそうですね。
だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット) [ かがくいひろし ]
布絵本
お出かけ好きなママ・パパのもとに赤ちゃんが生まれた時の出産祝いなら、『布絵本』がおすすめです。
紙より重くなく、折れる心配もないので、持ち運びにとても便利なのが『布絵本』なのです。
もしも、紙媒体で同じ絵本を既に持っていたとしても、お家用かお出かけ用かなどと用途が異なるので、「既に持ってたらどうしよう?」という心配も少なくて済みますよね。
育児経験のあるママ・パパなら誰でも知ってる!と言っても過言ではない絵本が布絵本になった『はらぺこあおむし どこでもソフトブック』です。
かさかさ、つるつる、ふわふわなどのいろいろな感触を楽しめるだけでなく、布をめくったり、小さなミラーが付いていたりして、電車移動などの間でも静かに楽しむことができます。
同様に、『ミッフィー おでかけかみかみえほん、アポロ社』は絵本というよりもおもちゃという意見もあるほど赤ちゃんが夢中で遊べる布絵本です。
先輩ママ・パパからも「電車や車の中で重宝する」「色合いが鮮やかでかわいい」という声が寄せられています。
英語の絵本
出産祝いだけでなく、クリスマスなどのプレゼントでもおすすめなのが『英語の絵本』です。
前述でもおなじみのエリックカールの絵本ですが、中でもリズムが楽しいのが『From Head to Toe(Eric Carle著・絵)』や『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?(Bill Martin著、Eric Carle絵)』です。『From Head to Toe』は『はらぺこあおむし』同様、歌うこともできます。
いろいろな動物の動きをまねして遊んだり、「Can you do it?」「I can do it!」という掛け声を親子で出し合いながら読み進めるのも楽しそうですね。
『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』も1歳半くらいから「What do you see?」や色を英語でお話しできるようになったという声もあります。
絵本を読み聞かせしている間に、簡単な英単語を覚えてしまいそうですね。
ママを労う絵本
そして、赤ちゃん向けではなく、無事に出産をしたママを労う絵本もあります。
特におすすめなのが『かみさまからのおくりもの(ひぐちみちこ作、こぐま社)』です。
この絵本は、生まれてきた赤ちゃんのいろいろな仕草がやがて個性になっていくと、優しいタッチで描かれています。
毎晩夜泣きで疲れてしまっていたり、急激に重くなっていく我が子を抱くことで肩凝りや腰痛に悩んでいるママ・パパへ贈ってみてはいかがでしょうか?
また、「書店で読んで思わず涙が出た」という感想が寄せられているのは『ちいさなあなたへ(アリスン・マギー作、ピーター・レイノルズ絵、なかがわちひろ訳、主婦の友社)』です。
生まれたての赤ちゃんがやがて子どもになり大人になり・・・。産後で疲れ切っているママも、その昔はお母さんに見守られて立派に育ってきた赤ちゃんだった。
そして、今、これから子育てを始めようとしているママに読んで欲しい絵本です。
まとめ
赤ちゃんへの絵本の読み聞かせは、脳の発達や心の成長にとても良い遊びの一つです。まだ反応が薄かったり遅い赤ちゃんでも、ママ・パパと遊ぶと、ふわっと笑顔になったりしますよね。
出産祝いに何を贈ろうか迷っている時には、ふらっと本屋さんに寄ってみてはいかがでしょう?懐かしの良書や、斬新なシリーズものなど、大人も楽しめるような絵本が、赤ちゃん絵本コーナーにはたくさんあります。
絵本をもらった赤ちゃんやママ・パパが楽しく絵本を読んでいる姿を想像しながら、絵本のプレゼント選びができるといいですね。
PaPa